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2014-04-18 [日々のつれづれ]

今度の家は静かです。
夜の眠りが深くなった気がします。

徒歩圏内にコンビニは無く、駅までは1時間に1本の小さなバスで20分くらい。


あの怒涛の日々からまだ一週間も経ってないなんてウソみたい。
高層ビルの夜景も、車でみっしりの3車線道路もすごく遠い別世界みたいだ。

「舟を編む」 [だいすきな映画・DVD]

何年かに一度出るか出ないかの素晴らしい映画だと思います。

松田龍平主演、ヒロインが宮崎あおい。

ーーーー

大きな出版社の新しい社屋の隣に、小さくて古い旧館がある。
倉庫か?とさえ思う人がいるその建物には辞書の編集部があった。
ベテラン編集者が定年退職することになり、
その代わりに入る人物を新社屋の別部署に探しに行くところから始まる。

辞書の編集をやりたがる人は少なく、
「右」を説明してくれないか、と言われても
言葉を濁して逃げる人ばかり。
そんななか、不器用ながらも真摯に考えて答える若い社員がいた。

どうしようもなく口下手で不器用だけど、とことん真面目な彼は、
地味で時間のかかる辞書作りの仕事を、
自分の一生の仕事と思い定める。

編集する辞書の名前が「大渡海」。
言葉の海を渡っていく舟になる辞書、という想いが込められている。

ある日、猫の「とらさん」を迎えに、二階の物干し場に上がってみると、
そこには月の光を浴びて猫を抱く若い女性がいた。
大家さんが高齢になったため同居を始めた孫娘で板前修行中。
彼女に、彼は恋をする。
(この彼のどうしようもない不器用で初々しくてシャイな恋愛が
 なんともいえずニヤニヤなかんじなのだ)

彼の恋はどうなるのか。
紙の辞書には厳しい時代に、「大渡海」は無事に出版できるのか。

・・・・・・そんな映画。


舟を編む 通常版 [DVD]

舟を編む 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD


物干し台にたたずむヒロインが、
月からやってきた天女のようだ。
名前も、「かぐや」というのです。
もちろん撮り方とかいろいろあってだろうけど、
この宮崎あおいが本当に魅力的。
可愛かったりキレイだったりしっかり者だったりキリッとしてたり。
いつもいいんだけどさー。

主人公は、文系の変人というか、
専門分野オタクでコミュニケーションが極端に下手な人なんだけど、
これがまあ松田龍平はなんて俳優になったんだろうかと思うね。
あのレンがこんなになるなんてねえ(涙)
ちょっと悪いかんじのへラッと笑う遊び人の役もはまり役だけど、
こういうメガネかけた真面目で地味な変わり者もなぜかバッチリ。
しかもなぜか萌えにしてしまう(あれっ、私だけ?)
こんな役者さんなかなかいないですよね~。

辞書編集部の口達者な先輩社員のオダギリジョーといい、
「先生」の加藤剛といい、下宿の大家さんのおばちゃんといい、
出てくる俳優さんみんな素晴らしい存在感と雰囲気でした。
きっと、映らない部分を支える大勢の人たち、
たとえばセットや小道具やカメラや照明や、そういう人たちも
「長く残るもの」に真摯な愛情を注いで、この作品を作ったんだろうな、
なんて思いました。

でも、 食事や睡眠をおろそかにするのはいただけないな。

適材適所のすばらしさ、
天職に出会うということの感動を描いた映画だと思います。
本当に、いい映画でした。
オススメです。
大好きです。






なのにあんまりゆっくり味わえなかったよ~。 すごい人気作品なのに長く借りることになっちゃって、 もっとヒマな時にあたりたかったよ~。

DVD買っちゃおうかな

なごり雪 [日々のつれづれ]

管理人さんとの約束の時間に間に合うのかとか、
ガスの開栓の立ち会いだとか、向こうで買う日用品のことだとか、
そんなことを話しながら、30日にバタバタと娘を見送った。
初日はダンナがついていって手伝ってくれて、
ダンナだけ日帰りで帰ってくるという日程である。

合格発表が21日だった。
間に合わないーーーって焦りまくって手続きに追われて
忙しさとプレッシャーとストレスで苦しい10日間だったけど、
ひとまず一段落ついた。

一段落ついたんだな、と実感してきたのは31日になってから。
たぶん一番忙しいところは無事に切り抜けた。
我に返って、やっと、合格したことがめでたいことだと実感した。


新聞の折り込み広告を整理していて、
三越のライオンの記念商品のチラシに、
(うわー、これカワイイなー。ごんが帰ってきたら見せよう~)
と思った瞬間に、
(あ、そっか。今夜は帰ってこないんだ。)
と気づき、さらに
(今夜も、明日もあさっても帰ってこないんだ・・・。)
(ずーっと帰ってこないんだ。)
と気づいて、
なんだか知らないけど涙が出てきた。


ーーーーー


ギターを手に入れたのは何年前だったか。
1冊目に買った教本が難しかったので買い直し、
2冊目に買った教本にはすぐに曲が出ていたので
それを練習曲にして進めてみた。
1曲目はアリスの「チャンピオン」。
EmとDだけで出だしが弾けるという、
入門者にやさしいスバラシイ曲である。
それが弾けるころには耳コピで童謡や唱歌がどんどんいけるように。
いいね-。
1曲目が完璧にマスターできたわけではないけど、
調子にのった私は次の曲に進んでみることにした。

次の曲は「なごり雪」。
これまた誰もが知ってる名曲である。

「汽車を待つきみの横でぼくは 時計を気にしてる 季節外れの雪がふってる」

知ってるこの曲~。
コレ弾けるようになるといいなあ。
ええと、それから?

「東京で見る雪はこれが最後ね、と さみしそうにきみが つぶやく」

こらまてーーーーっ!

こんな不吉な歌、うたえるかぁーーーーっ!!

(注: 我が家は全国転勤のある転勤族で、
    東京に住んでおり、娘は当時中学生だった)


そんなわけで、わずか2曲目にして挫折。
新たな練習曲を探すも、情熱は急速にしぼんで、
長い間放置することになったのだった。


このあいだ辞令が出たあと、
久々にこの曲にもう一度取り組んでみた。

「 ふざけすぎた季節のあとで
 今 春が来てきみは きれいになった
 去年よりずっと きれいになった 」


娘に弾き語りしてみせようかと思ったけど
そんなヒマなかった。




・・・・そういえば、
空の巣症候群なんて言葉がありましたね。

人ごとじゃないわー