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「ゴッドファーザー Part 3」 [面白かった映画・DVD]

ついに三作目です。1990年の作品。
なんともやるせない、とてもとても哀しいお話でした。

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マイケルはあれから合法的な組織にすべく努力して、
社会貢献活動にも努力して、
カトリック教会のえらい賞をもらいます。

出て行った奥さんの元に子供たちを預けて、
自分は孤独な生活を続けてきましたが、
ずっと家族を大切に思い続けてきました。

しかし裏社会と距離を置こうとしても、
裏社会のしがらみが放っておいてくれない。


ゴッドファーザー PartIII <デジタル・リマスター版> [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2012/03/10
  • メディア: DVD



今回は、あの喧嘩っ早い兄貴の息子が出てきて、
父親譲りの喧嘩っ早さとマイケルの若いときによく似たルックスで、
老いたマイケルと、なんとも鮮やかな対比を見せています。

この喧嘩っ早い若造ヴィンセントをアンディ・ガルシアが演じていて、
ただの小物から後継者に育っていく物語でもあります。

ーーー

他の人たちのレビューを読むと、
Part 3はあまり評判が良くなかったようですね。
しかし私は2よりも3の方が心に沁みました。
ある程度年をとってからシリーズを一気に見たのが
良かったのかもしれません。


あと、オペラのシーンの息子くんのテナーが素晴らしいので、
思わぬ儲けものだと思いました。

もしかしたら、聖職者やバチカンを悪く描いているので、
キリスト教の人たち(特にカトリック)は
生理的にムリだったり、表立って褒めたりできないとか
アメリカとかヨーロッパだとそういうこともあるかも?



それにしてもマイケル・・・
自分が撃たれて最愛の娘に看取られながら死ねたら幸せだったのにね。




こっちの表紙の方が映画の雰囲気が出てると思う
ゴッドファーザー PART III [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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ところで。

この映画を見て、やっと、
なぜオーシャンズ11でアンディ・ガルシアが巨大カジノのオーナーなのか、とか、
オーシャンズ13にこの映画のパロディが盛ってあることとか(アル・パチーノも出てる)、
やっと理解しました。

いやー、映画って、
本当に良いですね。



撲殺シーンは結局出てきませんでした。 あれは何だったんだろう。

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ゴッドファーザーⅡを見たあと [その他映画・DVD]

きのうは午後から「ゴッドファーザー Part2」を3時間以上かかって鑑賞し、
それからその感想をブログに書きなぐって、
そのあとダンナが帰ってきて晩ご飯という流れだったわけです。

帰ってきたダンナは何やら憤慨した様子で、
その日、職場であった話を話し始めたのですが。

ーーー

これ、できる?と部下に聞いたら、
ムリです、お願いします、と言うので、
自分がその仕事を引き受けた。

そのまま先方に持って行ったら絶対断られるのが分かっていたから、
根回しして、外堀を完全に埋めて、断れない状態にしてから持って行くことにした。
その部下にはその作業が終わるまで動いてはいけない、と話してあった。

しかしその作業の最中なのに、
まだそれからたいした時間も経っていないのに、
その部下から話を聞かされたというエライ人が
無造作に先方に持って行ってしまった。
根回しは水の泡、話は振り出しどころかマイナスの地点へ。

なんで、その部下はエライ人に話したのか。
(そもそもそのエライ人は先方と確執があるらしい)
全部ぶち壊しやがって。
いったいなんでそんなことしたんだ。

ーーー

とたんに頭の中で流れる
「ゴッドファーザー」のテーマ曲。

(さあこいつは誰の差し金だ)
(裏切り者は人気のない場所に連れて行って・・・)
(ドン・コルレオーネが生かしてはおかないな)

などの謎の妄想と映像が脳裏に浮かぶ。




・・・・すっかり洗脳されてるやん!
うちの父ちゃんそういう仕事ちゃう。
そういう業界じゃないから!

そんなにハマったとは思えなかったのですが、
予想以上に染みこんだらしいです。

長時間の映画、おそるべし。



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しかし私には、
「ゴッドファーザー」が良い勉強になったかもしれない。

世の中には
「敵」と「味方」に二分して、
ボスと味方の言うことは全て正しい、
ボスが白いといえばカラスでさえ白い、
という世界に生きていて、
その考え方がふつうでしょ?という人たちがいるのだ。

これまでは、
そういうタイプの人が苦手で、
なんでそう敵味方に分けたがるかなー、
自分の嫌いな相手だけ距離を取ればそれでいいじゃん、
正しいことは正しい、
決まりはみんな平等に、
と思ってきたけれど、

「ゴッドファーザー」の1と2で
計5時間くらいその世界に浸ると、
そういう思考回路が少しだけ理解できたような気がする。

そして、そういう人たちにまた出会ったら、
(ああ、この人はうっかり裏切り者だと思われたら、
申し開きをするチャンスも無く撃ち殺される世界で生きてきたんだな)
と思うようにしようと思う。




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「ゴッドファーザー PART2」 [その他映画・DVD]

Part 1 を見たら 2も見なければ。

というわけで2作目も見たんですけど、
私はよく分からなかったです。
200分くらいあって超長くて、
インターミッション(途中休憩)が入りました。
そんなことしなくても、
冗長なところを削って削って
120分くらいにすれば良かったのに。

コルレオーネ・ファミリーの成り立ちの話と、
1作目で跡を継いだマイケルの現在が交互に描かれます。

ーーーーー

マイケルは一日でも早く合法組織にしたいと頑張ってるんだけど、
仕事に頑張りすぎて家族サービスを疎かにしたらしくて、
家庭崩壊を招いてしまう。
そもそもあの奥さんは「姐さん」に向いてないような。
黙って仕事には一切口出しも興味も持たないとかいうなら
それはそれだけど、そういうタイプでもないし、
最初からムリがあるよね~。


ゴッドファーザー PARTII<デジタル・リストア版> [DVD]

ゴッドファーザー PARTII<デジタル・リストア版> [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



ちなみに若い日のビトー・コルレオーネを
ロバート・デ・ニーロが演じているのですが
私のイメージの中のロバート・デ・ニーロと離れてて
見終わるまで気づけず。

さらに1作目のマーロン・ブロンドの親父さんのイメージが強くて
同一人物なのだと気づいたのが後半に入ってからだったという(苦笑)

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まあそんな訳で、なんとか消化。
そして2作目にもレッツプレイベースボールは出てきませんでした。

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「ゴッドファーザー」(Part 1) [面白かった映画・DVD]

やっと見ました。初見です。

かなり昔、テレビでやっているところをチラッと見て、それがたまたま惨殺シーンだったために、(ああこれは私が見る映画じゃないな)と思って長い間スルーしておりました。

しかし友人から長年強く薦められていたことと、これを見ずして映画好きを名乗っても良いのだろうかという後ろめたさと、年末年始にBSでがっつり3部とも放送してくれるということで、ついに録画して見ることに。
昔より耐性もついただろうし。


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ざっくり言うと、マフィアの抗争のお話。
完全なる同族会社の企業のビジネスのようなところから始まって、
後半は血で血を洗うような、殺るか殺られるかの世界に。

いったい誰が裏切ったのか、
この流れの意味をどう読むか、
そういう心理戦のような要素も濃かったです。

友人からは「ファミリーの話なのよ。家族愛なのよ!」
と言われており、たしかにそうなんですけど、
むしろ私は、デキる男はこう動く、みたいな、
自己啓発系ビジネス本が好きな人や、
企業モノが好きな人も楽しめるだろうなと思いました。
すごく面白かったです。


ゴッドファーザー PartI <デジタル・リストア版> [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2012/03/10
  • メディア: DVD



ボス役のマーロン・ブロンドと、
ファミリービジネスとは距離を置いて堅気になるはずだった
三男マイケルのアル・パチーノはぜひ見るべき。

一番好きなシーンは、父親が撃たれて病院に入院していて、
マイケルが病室を移し、たまたま見舞いに来たパン屋を玄関前に立たせ、
パン屋がタバコに火を付けようとして付けられないところを、
ライターを受け取って付けてやる一連のシーン。

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ところで、昔チラッと見たシーンが無かったんですよね。
レッツプレイベースボールっていうの。
ということはPart2 かPart3に出てくるのでしょう。

もちろん続きも見ます。
当然見ます。
とりあえずPart1は絶対のオススメです。



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「帰ってきたヒトラー」 [本とかコミックとか]

えー、新年早々、一本目がこの本の紹介ってのはどうなんでしょうね。

今年のお正月も娘の下宿で独りぼっちで迎えたわけですが、
ひとりポツンと部屋にいて退屈してガサ入れなどしないように、
娘が「退屈したらこれをどうぞ」と、本を渡すわけです。

あの娘が読書!あんなに読書をバカにしていた娘が読書!
小説なんてどうせ作り話でしょ、と言っていた娘が
フィクションの本を自腹で買って読む(それも最後まで)とは!
いやー人体の不思議、ヒトの成長って素晴らしい。
・・・などと思いながら、いったいどんな本を買って読んだのかね、
という興味本位で読み進むのですよ。

ちなみに娘はみっちり巫女バイト、おっと間違えた「助勤さん」である。
ダンナはダンナ実家に行って普段できない場所の掃除をして、
年が明けたら甥っ子たちにお年玉をあげてくるという任務に携わっている。


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帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

  • 作者: ティムール・ヴェルメシュ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/04/23
  • メディア: ペーパーバック



そんなわけで「帰ってきたヒトラー」。

死んだはずのヒトラーが、なぜか現代のドイツの公園で目を覚ます。
なんかよく覚えてないけど、着ている制服がガソリン臭い。
いったいここはどこだ・・・?

そんなところから始まる話で、最初から最後まで一人称で、
本人の目から見た物語が語られる。

本人はあくまで本物のヒトラーなんだけど、
周囲の人たちは見た瞬間に、ソックリさん芸人として扱うわけです。
そりゃそうだよね。
対象になりきるタイプの芸人という扱いで、
当人はいたって真面目に本気で本音の話をしているんだけど、
全て「素晴らしい成り切りっぷりだ」と評されて、
生来の演説のうまさを生かして、YouTubeで人気になるのです。

年取ったおっさんの昔語りが、ときどきうざったくなるけど、
本当によくできた妙にリアリティのある話だなと思いました。

魅力ある人物だとは私は思わないけど(気が合わないわー)、
考え方の近い人は現実にいると思うし、
自分は当時、民主的な選挙で選ばれたのだ、という主張も
たしかにその通りではあるよね、などと納得するところも多く、
極右政党の事務所にテレビカメラを連れて突撃インタビューに行く場面など、
エンタテインメント小説として十分に楽しめるブラックコメディーなお話でした。


帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)

  • 作者: ティムール ヴェルメシュ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/04/23
  • メディア: ペーパーバック




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