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「まほろ駅前狂騒曲」 [本とかコミックとか]

「まほろ駅前多田便利軒」
「まほろ駅前番外地」
と読んできて、このコレクター体質の私が、
残りの一冊(それも完結編と銘打ってある)を
読まないで素通りすることはできなかった。
自らのコレクター体質がうらめしい。

というわけで、完結編。
文庫を買って読みました。

多田が、4才の女の子を1ヶ月半くらい預かることになるのです。
行天は小さい子供が超絶苦手なのだが。


続編ということで1冊目に出てきていた登場人物たちが出てきて、
相変わらずドタバタしたかんじなんだけど、
1冊目の積み残した課題を拾って、きれいに終着してくれました。
めでたしめでたしです。


あと関係ないんだけど個人的には、
こんな理想的な4歳児が存在したらすごいなあ、と。
女の子はおとなしいから育てやすくて良いわねって言われたことがあるけど、
駅ビルやショッピングモールで、お母さんが手を放していても
お母さんにちゃんとついてくる幼子を見かけたりするけど、
ここまで育てやすくて丈夫で適度に幼い女の子だったら
子育ての苦労なんてなくて毎日楽しいだろうな・・・と思ってしまいました。
よっぽどトラウマになってるんだな自分。



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「獣の奏者」ⅠⅡⅢⅣ [本とかコミックとか]

上橋菜穂子著
「獣の奏者 Ⅰ闘蛇編」
「獣の奏者 Ⅱ王獣編」
「獣の奏者 Ⅲ探求編」
「獣の奏者 Ⅳ完結編」

ここまで先に先に止められずに読むのは、
何年ぶりだか分からないくらいの久しぶり。
寝不足になって生活のリズムが狂うので健康に悪いです。

1と2で実質的に上下巻で、
その続編が3と4の上下巻。

主人公のエリンは緑の瞳をした、
「霧の民(アーリヨ)」の血を引く少女。
母親は闘蛇の世話をする闘蛇衆であったが、
大公(アルハン)の闘蛇を死なせてしまった罪で死罪になった。
巨大な闘蛇に食い殺させるという残忍な刑から母を助けようと
エリンは池に飛び込んでいくのだが、
娘を逃がすために母親は霧の民の戒律を破って口笛で闘蛇を操った・・・
・・・というところから始まる長いお話。


読み終わったばかりだけど、
早く別の作品も読んでみたい。
次は「鹿の王」かな?





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「太陽のパスタ、豆のスープ」 [本とかコミックとか]

「太陽のパスタ、豆のスープ」 宮下奈都

2016年本屋大賞を受賞した作家さんの作品。
たまたまリアル本屋の棚で見つけて、
パラパラっと見た感じ(これは合いそうだな)と買ってみた。

ーーーーーーーーーーー

主人公の女性が、レストランで婚約破棄を言い渡されるところから始まる。
結婚に向けての準備で気持ちも頭の中もスケジュールもいっぱいだったのに、
ぜんぶ無くなってしまって、途方にくれるところから始めるお話。

自分探しみたいなところもあるけど、
ロードムービーっぽいなと思いました。

上等かどうか、人に勧めたいかどうか、そういうのは別にして、
主人公と年も立場も違うけど、今の私にちょうど合う本でした。
きっと、手帳やノートやリスト作りが好きな女子たちは、
この本も好きだと思う。



ラストも、落ち着くところに落ち着いて、
とても収まりの良いハッピーエンド。


ただ、登場人物の名前はあんまり好きじゃないなぁ。
主人公の名前が「あすわ」、親友が「京」。
あすわ=明日は、京=今日、なんだろうなーっていうのが、
ちょっとうざったい。


作中で、年の近い叔母である「ロッカさん」が、
(六花さんと書くらしい)
主人公にドリフターズ・リストを書かせるのです。
ドリフターズ=漂流者、なのだそうで、
「やりたいことや、楽しそうなこと、ほしいもの、全部書き出してごらん」
と、主人公に言うのです。

やりたいことリストを作って、
やれることからバンバン片付けていく、
というのは聞いたことがあったけど、
漂流者たちの指針になるリスト、という名前で、
それをお守りにして日々を乗り切っていく、というのは
初めて目にして新鮮でした。


しかし、私が、 「やりたいこと・楽しそうなこと・ほしいもの、全部書き出し」 てみると物欲リストになりそう・・・。




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